サイトを作りたいけど方法がわからない、サイトを立ち上げたいけどどうすればいいかわからない、サイト制作を発注したいけど考え方がわからない…いろいろと難しくて悩んでしまうかもしれませんが、少しでもモヤが晴れるよう、サイト制作に関する全体の流れの大枠を解説します。
Webサイトを作るときの考え方とは?
Webサイトを作るときの考え方として欠かせないものは、「サイトの目的は何か」「サイトのターゲットは誰か」という部分です。これらが定まらずぶれていると、どのようなデザインにして、どのようなコンテンツを置くか…など、サイト全体が散らかってしまいます。
加えて、目的が定まっていない状態だと、サイトを分析する際にも何をどのような視点で見て分析すればいいかさっぱりわからなくなってしまいます。そのため、目的やターゲットが大事になってきます。
とはいえ、目的やターゲットを考えるのも大変ですよね。そのときに考えやすくなるために抑えておきたいポイントがあります。
それが、基本的にWebサイトというのは、自身(自社)のマーケティングあるいはブランディングにおける実行手段の一つであるということです。この考えを念頭に置いておくと良いと思います。
このポイントを抑えたうえで、まずは自身(自社)のブランド・サービス・プロダクトの課題や実現したいことなどを整理し、その後Webサイトでアプローチできるのは何かを当てはめる。
するとWebサイトの役割が見えてきます。役割が見えてくると、目的やターゲットも自ずと見えてくると思います。
※厳密にビジネス設計されている場合は上記と順番が逆で、目的やターゲットが先にあり、サイトの役割が見えてくると思います。
発注する際も、このポイントを抑えてWEBサイトの役割等を意識しておくと少し話しやすくなると思います。
Webサイトの作り方とは?
サイトを作る方法はくくり方次第で捉え方が変わってくるのですが、まず大きく分けると2種類に分けられます。
- コードを書かない方法(プログラミングをしない方法)
- コードを書く方法(プログラミングをする方法)
この中からさらに作り方が細分化されていきますので、詳しく見ていきましょう。どの作り方を選択するかは、予算やサイトの運用目的などで変わってくる事が多いです。
コードを書かない方法(プログラミングをしない方法)
こちらは知識やスキルがない初心者の方でもサイトを作ることができ、予算も抑えることができる方法となります。具体的には以下のような作り方が挙げられます。
- CMSのテンプレート機能を使う
- ノーコードのツール、ホームページ作成ソフトを使う
- ブログなどのサービス、プラットフォームを使う
ただし、運用をしやすくしたり、効率化を図ったり、デザイン性をもたせようとすると知識もスキルも必要となってきます。あくまでテンプレート内で使用する場合のみ、知識やスキルが不要になります。
コードを書く方法(プログラミングをする方法)
こちらはhtmlやcssなどのプログラミング言語を用いてサイト制作をする方法です。知識やスキルが必要となる方法ですが、デザイン性や利便性など、カスタマイズが可能になる作り方です。
さらなる知識やスキルがあれば、カスタマイズしたデザイン性を有したままWordPressなどのCMSを利用することも可能になります。
※利用するCMSの特性によって、カスタマイズの可否は変わってきます
こちらの方法を取る場合はプロに発注するのが安心だと思います。
立ち上げまでの流れ
Webサイトの立ち上げまでの流れを、今回は大枠のみをざっくりご説明します。
- サーバーを用意する
- ドメインを取得する
- サイトのデータを制作する
- 公開する
大きな流れはこのようになりますが、「1.サーバーを用意する」「2.ドメインを取得する」は使用するサービスによっては不要になる場合もあります。これは極端な例ですが、noteなどでオウンドメディアを立ち上げる場合は、サーバーもドメインも自前で用意する必要はありません。
サーバーやドメインについては、あまり細かい部分を書いてしまうとどんどんややこしくなるので、まずは大枠を把握して、こんな作業の流れが必要なんだな〜と把握してもらえればと思います。
公開までの期間の目安
サイトの規模や準備状況にもよりますが、発注から公開までで3ヶ月ほどが目安とされることが多いです。大規模なものだと半年から1年以上みることもありますが、逆にページ数が少ないものであれば1ヶ月ほどで仕上げる場合もあります。
発注する際の参考になれば幸いです。
最後に
今回はサイト制作に関する全体像をざっくりと解説しました。
考え方について、目的やターゲットが重要だということはわかったけど、それをうまくサイトに落とし込めないという方はお問い合わせください↓